同窓会会長就任に当たって

 大阪薬科大学同窓会会員の皆様方にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

 この度、令和元年9月1日の大阪薬科大学同窓会幹事会でご選任を頂き、令和2年4月から会長に就任いたしました増田豊(S51卒)でございます。

 私はS51年に大学を卒業後、大津市民病院に病院薬剤師として入職し、その後H9年4月からますだ薬局グループとして地域活動を行い現在に至っています。同窓会活動についてはH17年度から参加させていただき、諸先輩の皆様から様々なご指導を頂きながら同窓会の運営に携わってきました。現在に至るまで脈々と引き継がれ、築き上げて来られた同窓会活動の歴史を思う時、同窓会会長をお引き受けすることは責任の重さで身の引き締まる思いです。微力ではありますが、これからは諸先輩の皆様の意思を受け継ぎ、会員の皆様のご意見をお聞きし、少しでもより良い同窓会を目指して活動を行っていきたいと思います。副会長、監査役、常任幹事27名の役員メンバーが共に協力し同窓会の発展に取り組んでいきます。会員の皆様のご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 さて、母校大阪薬科大学は大阪医科大学との法人合併を成し遂げ、来る2021年4月の大学統合に向けて様々な取り組みが成されております。 この時期、同窓会は大阪薬科大学が発展していくためにも、これまで以上に大学と連携を密に取り協力して事業を進める必要があると考えております。
 まずは今年度立ち上げられた大阪薬科大学生涯学習センター運営委員会への参画することやキャリアサポート部との連携を深めることが、同窓会の皆様への生涯学習の手助けになり求職求人サポートの支援にも繋がると考えています。 もちろん会員相互の親睦を図るためクラス会、支部会、青年局への活動支援なども引き続き行ってまいります。
 また、大学統合の後は、大阪医科大学同窓会(仁泉会)と連携を本部のみでなく各支部まで進めていければと考えています。日々変化する社会状況に応じて、薬科大学同窓会はどうあるべきかを常に考え、課題に遅れることなく取り組む所存です。

 世界中に蔓延していた新型コロナウイルス感染症もまだまだ感染者が毎日のように増加し、収束する兆しは見えませんが、各国では経済活動も徐々にではありますが再開してきているようです。幸い、日本では緊急事態宣言が解除され感染が沈静化してきましたが、日常生活は以前のようには戻っておらず、移動制限も完全には収束していません。本学でもやっと学生の登校禁止処置が一部解除なり実習など順次開始されるようです。講義については当分の間、ネット配信で行うことになっています。
 そのような中、私ども同窓会も3月、4月の定例幹事会が中止に追い込まれ5月の総会まで予定通りに行われなくなりました。 今年度の事業計画、予算、昨年度の決算などをご審議、ご報告させていただく大事な機会にもかかわらず、開催出来ないことは大変残念です。しかしながらこのような状況下では致し方ありません。

 このような状況下、まだまだ先が見通せませんが、現状をご理解いただき、まずは今ある課題に一つずつ取り組んでいきたいと思っています。会員の皆様のご理解、ご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

同窓会会長 増田 豊